【Blender】クイックエフェクトを使って高温の炎を作る

blender2.9のクイックエフェクトを使うと簡単に炎のシミュレーションができます。
炎の演出に特にこだわらなくていい場合はクイックエフェクトを使うと時間短縮できます。

動画で見たい方はコチラ

【Blender】クイックエフェクトを使って高温の炎を作るのだ

クイックエフェクトを適用

炎を出したいオブジェクトを選択して画面左上の Object > Quick Effects > Quick Smoke を選択します。

すると下記のように、煙を出すセットを用意してくれます(以前は自分でドメインを用意したり fluidを設定する必要があったようです。)

Cubeの方を選択して Physics Propertiesタブを選択して Flow BehaviorFire + Smoke をセット

すると簡単に炎のシミュレーションが完成!

しかし、このままだとアニメーションを出力した際に炎が見えないです。

試しに下記のように Viewport を Rendered に変更してみてください。

では、次に炎が見えるようにシェーダーを設定してみましょう。

シェーダーで炎を設定

シェーダータブをクリックしてsmoke domain(cubeの外側の大きい直方体)を選択してください。

下記のようにBlackbody intensity1に設定します。(デフォルト0なの謎ですよね…)

1にセットした結果↓

炎の色を変更

ここからは高温の炎の色を作っていきます。先に全体の設定を見たい人はコチラ↓

まずはカラーランプを追加します。
+ボタンをクリックして区切りを4つにします。

Distribute Stops Evenlyを選択すると均等に配分してくれます。

色の選択はセンスでお任せします。

Blackbody TintColorRampColorを接続してください。

続いて、Gradient Textureを追加してLinearからEasingに変更します。(Linearでも違和感はないのでお好みで変えてください。)

次に、MappingTexture Coordinateをつなげるとこんな感じになります。

グラデーションの方向を縦にしたいのでRotationのYを90度にします。(値は各々変えて結構です。)

完成!

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